
CBDオイルは何滴摂取すべき?CBDの研究で使用した摂取量を紹介
「CBDオイルを購入したけど、何滴ぐらい摂取すればいいのだろう?」
「CBDオイルの適量ってあるのかな?」
CBDオイルを購入しても、どれぐらい摂取していいか分からない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、CBDオイルの摂取量について解説していきます。
ヘンプマップでは掲載情報の正確性については万全を期しておりますが、利用者が当サイトの情報を用いて行う一切の行為について責任を負いかねます。
また、ヘンプマップに記載していることは論文などの内容であり、医学的なアドバイスではありません。
CBDオイルの適量はない
結論から言うと、CBDオイルの摂取量には規定はありません。
高濃度(数千mg)のCBDを摂取しても身体への重大な副作用が出たという研究報告はなく、自分自身で好きな量を摂取することができます。
CBDオイルを販売しているサイトでも「1日2、3回程度、数滴摂取してください」という曖昧な表現で書かれてあることが多いです。
適切な摂取量は定められていませんが、論文から症状に効果があった摂取量を算出することができます。
例えば、睡眠障害の場合は40~160mgのCBDを経口摂取した研究があります(*1)。
このように自分の改善したい症状に応じて適切な摂取量を探していくのが良いでしょう。
CBDオイルは何滴でどのぐらいの量になる?
CBDオイルはスポイトで摂取するのが一般的です。
なお、スポイト1滴の量は約0.03~0.05mlと言われています。
仮にスポイト1滴が0.03mlと仮定した時に、1滴に含まれるCBD含有量は以下のようになります。
スポイト1滴あたりのCBD含有量
- 1%CBD:0.3mg
- 5%CBD:1.5mg
- 10%CBD:3.0mg
- 15%CBD:4.5mg
- 20%CBD:6mg
- 25%CBD:7.5mg
- 30%CBD:9mg
という計算になります。
仮に先ほどの睡眠障害の研究で使用した量である40mgを摂取する場合、
- 1%CBDであれば134滴
- 15%CBDであれば9滴
摂取する必要があります。
1%CBDでは1回の摂取で134滴も経口摂取しなければいけないので、非常に大変です。
また、CBDオイルの味はあまり良くないので、摂取のたびに苦痛に感じてしまう可能性もありますね。
そのため、摂取量が多い場合はなるべく高濃度のCBDオイルを購入することをオススメします。
詳しい計算方法や濃度については以下の記事で紹介しています。

CBDオイルは高濃度のほうが効果がある?濃度について1から解説
「CBDオイルの表記を見ると、〇%と書かれてあるけどどういう意味?」 「濃度からCBDがどれぐらい含まれているか計算できる?」 CBDオイルを手に取ると、ラベルに「〇%CBD」と書かれてあります。 これは、そのCBDオイ […]...
CBDオイルを過剰摂取するとどうなる?
CBDオイルの最適な量を知るにあたって、その上限も知っておきたいものです。
CBDオイルも他の薬同様に、過剰摂取はおすすめできません。
過剰摂取やとりすぎによる副作用などは報告されていませんが、肝臓にダメージを与える可能性があるという内容の研究論文がでています。
取りすぎることのないようにしましょう。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

CBDオイルのとりすぎ・過剰摂取は危険?CBDのウソ・ホント
CBDオイルを過剰摂取すること、つまりとりすぎることには問題ないのでしょうか。結論からお話すると、過剰摂取やとりすぎによる副作用などは報告されていません。しかし、マウスを使った研究では肝臓にダメージを与える可能性があるとされています。不要に過剰摂取することはおすすめできません。...
自分にとっての適量を理解しておこう
摂取する量を間違ってしまうと、CBDオイルの効果がうまく発揮できません。
自分の症状の場合には何滴摂取しなければいけないかを考え、摂取量に適した濃度のCBDオイルを選ぶようにしましょう。
Mayo Clinicでは症状別の研究で使用した摂取量を記載していますが、あくまで参考となります。
- がん患者の食欲不振: 2.5mg THC (経口摂取), 1mg CBD(オプション)を6週間. [参考]
- 慢性的な痛み: 2.5-20mg CBD , THC(オプション) (経口摂取). [参考]
- てんかん: 200-300mg CBD (経口摂取) . [参考]
- ハンチントン病による運動障害: 体重1kgあたり10mg CBD を6週間 (経口摂取). [参考]
- 睡眠障害: 40mg-160mg CBD (経口摂取). [参考]
- 統合失調症: 40-1,280mg CBD (経口摂取). [参考]
- 緑内障: 20-40mg CBD(舌下摂取) . [参考]
なお、以下の症状については論文で使用したCBDの量も記載しているので、何滴のCBDオイルを摂取するかの参考になります。
ただし、適量というものがないため、このページで書いてある情報はあくまで参考であり、医学的なアドバイスではありません。
CBDオイルを何らかの症状を改善する時に使用する場合、必ず医師に相談するようにしてください。
摂取量や摂取方法については「CBDオイルの使い方」のページに詳しく記載しています。

【超特大】CBDオイルの使い方 完全ガイドブック – CBDのすべてを解説
CBDオイルの使い方に関する正しい情報を、特大サイズでお届けします。論文に基づいた確かな情報のみを掲載しているので、CBDオイルを使う際のガイドブックとしてお使いください。CBDオイルの使い方(摂取方法)から選び方、摂取量、効果効能、副作用、保管方法など詳しく解説しています。...
参考文献
麻やCBDオイルはこの20年で急速に研究が進み、またその健康面での価値に多くの人が気づき始めました。
しかし、まだ研究段階のことが、さも「絶対」であるかのように伝わっていたり、低品質のCBD製品が問題を引き起こしているのも事実です。
ヘンプマップはそんな現状を変えるため、正しい情報と、本当にいい麻とCBD製品のみを扱うことにしたメディア兼通販サイトです。
麻・CBDの可能性を探求する、ヘンプマップをよろしくお願いいたします。
関連記事