
CBDオイルは高濃度のほうが効果がある?濃度について1から解説
「CBDオイルの表記を見ると、〇%と書かれてあるけどどういう意味?」
「濃度からCBDがどれぐらい含まれているか計算できる?」
CBDオイルを手に取ると、ラベルに「〇%CBD」と書かれてあります。
これは、そのCBDオイル内にどれぐらいのCBDが含まれているかを%によって表しています。
しかし、濃度が書かれてあってもどれぐらいのCBDが含まれているか分かりません。
せっかく使用するなら、正確なCBD含有量を知りたいですよね。
そこで、今回はCBDオイルの濃度について解説していきます。
また、高濃度のCBDオイルのほうが効果があるのかについても触れていきます。
CBDオイルはパーセント表記が一般的
CBDショップや販売サイトを見てみると、CBDオイルに書かれてあるCBD含有量はパーセント表記されているのが一般的です。
主に販売されているCBDオイルの濃度は、
- 3%CBD
- 5%CBD
- 10%CBD
- 15%CBD
- 20%CBD
となっています。
CBD含有量を○○mgと書いてある場合もありますが、パーセント表示しかない場合もあります。
そういう時は自分自身で1本のCBDオイルにどれぐらいの量のCBDが含まれているか、計算しなければいけません。
しかし、計算方法は非常に簡単です。
例えば、3%CBDオイル10mlがあるとします。
CBD濃度がパーセント表示の場合、オイル1ml中に10倍量のCBDが含まれていることになります。
つまり、濃度が3%の場合は3×10mg=30mg/mlとなります。
オイル総量が10mlなので、10mlのCBDオイルに含まれるCBDの量は30mg/ml×10=300mgとなります。
もう1つ計算してみましょう。
5%CBDオイル30mlだった場合は、
5×10mg=50mg/ml
50mg/ml×30=1500mg
このような計算となります。
ぜひCBDオイルを購入する際にこの計算方法を活用してみてください。
どれくらいの濃度のCBDオイルを買うべき?
人によって適切な摂取量は異なるため、少量から徐々に量を増やしていくことをおすすめします。
また適切な量というものがないため、このページで書いてある情報はあくまで参考であり、医学的なアドバイスではありません。
CBDオイルを何らかの症状を改善する時に使用する場合、必ず医師に相談するようにしてください。
Mayo Clinicでは症状別の推奨服用量を記載していますが、あくまで参考となります。
- がん患者の食欲不振: 2.5mg THC (経口摂取), 1mg CBD(オプション)を6週間. [参考]
- 慢性的な痛み: 2.5-20mg CBD , THC(オプション) (経口摂取). [参考]
- てんかん: 200-300mg CBD (経口摂取) . [参考]
- ハンチントン病による運動障害: 体重1kgあたり10mg CBD を6週間 (経口摂取). [参考]
- 睡眠障害: 40mg-160mg CBD (経口摂取). [参考]
- 統合失調症: 40-1,280mg CBD (経口摂取). [参考]
- 緑内障: 20-40mg CBD(舌下摂取) . [参考]
睡眠障害の場合は40mg~160mgのCBD(経口摂取)で効果がでたとしている研究もあります(*1)。
40~160mgを摂取するには、3%や5%CBDオイルでは多量に摂取しなければいけません。
一方で、20%CBDオイルならば、
20×10mg=200mg/ml
となるので、40~160mgならば、1日に0.2ml~0.8mlのCBDオイルを摂取すればいいでしょう。
効果がある量は個人差があるので、最初は1~2mgぐらいから始めていき、1週間おきに徐々に量を増やしていきましょう。
高濃度のCBDオイルが効果あり?
ここまで読まれた方はおわかりかと思いますが、高濃度だからといって効果が高くなるわけではありません。
濃度が低くても、その量を増やせば同じ効果が期待できます。
一方で、低い濃度のCBDオイルを何滴も摂取するのは大変なことだったりもします。
そのため、高濃度のCBDオイルを摂取したほうが楽ではあるのです。
ヘンプマップでは高濃度のCBDオイルとしてエンドカ社の15% CBDオイルを販売しています。
オーガニックで安全性の高いCBDオイルのため、ヘンプマップでもお取り扱いしていますが、数に限りがありますのでご了承ください。
自分に合った量のCBDオイルを探そう
摂取する際はどれぐらいのCBDが必要か、事前に計算しておくことをおすすめします。
そうすれば、CBDオイルを無駄にするようなこともなくなるでしょう。
参考文献
*1:Cannabidiol in Humans—The Quest for Therapeutic Targets
麻やCBDオイルはこの20年で急速に研究が進み、またその健康面での価値に多くの人が気づき始めました。
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