
CBDは運転前に飲まないようにしてください。
CBD (カンナビジオール) を使う方で、車を日常的に運転されている方も多いと思います。
今回の記事では、CBDオイルやCBDリキッドを始めとしたCBD関連商品が運転に影響があるのか、研究結果を元に解説していきます。
結論としては、CBD単体を使用した際、運転中に眠気や疲労を誘発する恐れがあります。
安全性が保障されていない為、運転前のCBDの使用は注意が必要です。
CBDの副作用
CBDは毒性がなく、心拍数、血圧、体温変化には影響がないということが分かっています。*1
この結果だけを見れば、CBDを摂取して運転をしても、問題がないように見受けられます。
一方で、別の研究結果では、眠気と疲労がCBDの副作用としてあげられています。
ただし、この副作用はてんかん治療で報告されたものであるため、他の抗てんかん薬との相互作用に関連している可能性もあります。*2
副作用の出方には個人差がありますし、同じ人が使用してもその時々の体調で変化することもあります。
比較的安全性の高い成分ですが、まずは体調が良い時に使用してみて、大きな体調の変化がないか確認すると良いでしょう。
CBDの副作用については、以下の記事で詳しく解説しています。

CBDの副作用と安全性。絶対にしてはいけない2つのこと
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重要なのは信用度の低いブランドのCBDオイルを使わないこと、
そして普段使っているCBDオイルが自分にどのような影響を与えているかしっかりと理解することです。
CBDを含む大麻と運転の研究
シドニー大学でのTHC(テトラヒドロカンナビノール:ハイになる成分)とCBDを服用した際の運転への影響を調査した研究では、認知力の低下が見られています。
実験では、THCが濃い大麻、THCとCBD濃度が同じ大麻、プラセボ大麻(偽薬)の3種類の大麻を使用し、運転にどう影響するのかを調査しています。*3
その結果、THCが濃い場合は大きく蛇行運転をしたり、認知能力の低下が見られました。
また、THCとCBDが同等濃度でも、認知能力が低下しました。
THCは日本では違法のため、使用することはまずないかと思います。
しかし、アメリカでは0.3%以下、ヨーロッパでは0.2%以下のTHCであればCBDオイルなどに含まれてもよいことになっています。
そのため、海外でCBDオイルを購入し、使用する場合は、THCが含まれていないか確認するようにしましょう。
THCは判断力に大きく影響するため、注意が必要です。
アメリカでも、オーストラリアでも、大麻が体に影響している間に車の運転をすることは禁止されています。
THCとは?
CBDとTHCの大きな違いは、精神作用の有無です。
また、THCのような重大な副作用はCBDでは報告されていません。
しかし、THCはただ悪い成分というわけではなく、医療用用途としての使用が認められていたり、CBDとの併用で、高い治療効果が出ている研究もあります。
CBDとTHCの違いについて知りたい方はこちらの記事をお読みください。

CBDとTHCの違い|効能や副作用の違いまで、簡単解説
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CBDの使用のタイミングには注意
CBDのみを使用した際の運転への影響は、研究途中です。
現段階では、運転前に使用することはお勧めできません。
健康維持のために使われることの多いCBDオイルやCBDリキッド。
しかしながらまずは安全を第一に、使用のタイミングに注意し、上手に生活に取り入れましょう。
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参考文献:
*1: カンナビジオールの治療効果とその作用機序
*2: カンナビジオール(CBD) 事前審査報告書
*3: Cannabidiol (CBD) content in vaporized cannabis does not prevent tetrahydrocannabinol (THC)-induced impairment of driving and cognition
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